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DVDにて

2012/02/14 22:34

 

「日本の一番長い日」を視聴。

 

これも権太氏に貸してもらったのだけど…

 

かねて話には聞いていましたが、

とっっっても、面白かった

 

言うまでもなく、ポツダム宣言の受諾決定から、玉音放送に至るまでの24時間の波乱を、当時のオールスター競演で描いた超大作である。余計な脚色や思い入れがほぼなされていないのでとても見やすいし、役者さん達の風格と事実の迫力に、圧倒され通しの3時間弱だった。

 

宮城事件の顛末は…

「無智な善意ほど人々を不幸にするものはない」

 

の、一言に尽きる。

 

「重臣共が弱気になられた天皇と皇后を操っている」みたいな台詞があったけど、軍人達(全てではないが)の天皇観がよく象徴されていると思った。

 

まあ、止まるに止まれないのはわからないでもないけれど…

このあたり、黒沢年男と中丸忠雄が対照的でよい。

黒沢さんは計算なのか大根なのか、声が割れ放題で鬱陶しかった。

團パパに似た風貌で落ち着いた中丸忠雄の方が、よほど恐ろしく見えた。


↑TV時代劇の悪役でよく出てた人?と思って調べたら、何と!

「鬼平」の「埋蔵金千両」で小金井の万五郎をなさった方だった。
つい最近亡くなられたのね。合掌。

 

非常事態であっても手続きは遵守する事務方の習性が、何だか他人事でなくって可笑しかった。いくら「日本帝国の葬式」だといってもねえ。

 

ドラマとしても面白いのは勿論、上記の通り役者さんが豪華だし、「えーこんな人も出てるの?」「あーこの人若ッ!!」とか、そんなミーハー的興味も充分満たしてくれる。当時東宝所属だった高麗屋の先代が、昭和天皇に扮している(といっても、顔は殆ど見せない)のもすごい。

 

三船敏郎は、伝え聞く阿南惟幾の風貌をよく再現していると感心した。TVでの遺族達の痴呆ぶりに呆れるあまり、御本人に対する評価まで正直低かったのだが

 

本当にいいものを見せて頂きました。

ありがとう

カテゴリ: エンタメ  > 映画    フォルダ: 映画

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